今年も、ある企業さま(=総合建設業、ゼネコン)からご依頼を受けて、
『社会人になってからも必要な算数・数学特別研修』
と題し、5日間の新入社員研修の講師をしてまいりました。
人には得手不得手があります。
算数・数学を不得手とする19歳~23歳の新入生、約20名が対象でした。
どんな職業であれ、「数字」を見ない仕事なんてありませんよね。
特に建設業では、お金や数量の計算はもちろん、
面積、体積から単位の変換、割合、三平方、三角比(sin、cos、tan)、勾配計算といった「数字」が日常茶飯事に見られます。
新入社員のみなさんは、「学校でのお勉強」とは違い、
今回は「自身の業務として必要なこと」という認識を持って講義に臨んでくれました。
社会人として、とても真剣な眼差しでした✨
普段、小学生・中学生を個別に指導している私ですが、
この時ばかりは、パワポで作成した講義内容をスクリーンに映し、ホワイトボードを駆使して、
まるで予備校講師にでもなったかのように振る舞い、
そんな自分にちょっぴり快感を覚えたりしました😆😆
と同時に、
『やっぱり私は、人に教えるのが好きなんだな』と改めて実感する瞬間でもありました😄
毎年受講生の皆さんには、講義後の感想をアンケートでいただくのですが、その中にこんなコメントがありました。
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『自分が簡単な問題をわからない時でもバカにすることもなく、ていねいに教えてくれて講義を受けやすかった。
素直に先生が良い人だと思った。』
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これを読んだとき、私はハッとしました。
自分はこれが苦手・・・💧
それを一番知っているのは、やはり「本人」なんですよね。
そして、その「苦手」に対して複雑な気持ちを持っているのは、何も小学生や中学生だけではありません。
社会人も、大人も同じですよね。
苦手だから・・できればそれにはあまり触れたくない😥
わかります。
だからこそ、
苦手であることを一番知っている本人に
『なんでできないんや!』はダメなんですよね😖
正直私も人間ですから、何回言ってもできないとイラっとすることもあります。
ですが、
その「苦手には触れたくない気持ち」を上手にすくい上げて、
できることから「やってみる」ように促す、
そして、やっていくうちに「できる」ようになる。
自信がつく、
人生が楽しくなる❕
それが、私の仕事なんだな・・😌
毎回そうなんですが、
今回も大きな「学び」や「気づき」をいただきました。
企業のみなさまも、入念なコロナ対策や事前準備など、お忙しい中大変ありがとうございました<m(__)m>
最後までお読みいただきありがとうございました。
神戸市中央区三宮町(三宮・元町)個別指導個人学習塾 「順進塾」
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